コシキが作る未来

愛する味を引き継ぐために

先代 田中茂子・福田雄二が始めた
「古4季」は久留米で4年、
福岡で6年の歴史を持つちゃんぽん店の老舗。

元々、海鮮料理屋の職人で
当時、たまたま千葉から旅行に訪れていた私は
その味に惚れ込み
幾度となくちゃんぽん、
皿うどんを食べに福岡まで通っていました。

そんなある日、
先代から店を閉めるという話を聞き

どうしてもこの味を残したい、
大好きなこの味を引き継ごう。

という気持ちが抑えられず
千葉の料理店に辞表を出し
弟子入りをしました。

ちゃんぽんは煮込み時間しだいで
スープにまろやかさが増したり、
逆に調味料のどぎつい味が出て
角の立った味になってしまうので
「古4季」の味を引き継ぐのは
簡単ではありませんでした。

でも、コシキのちゃんぽんの特徴である
優しくて…
まるでお母さんの煮込み料理を思い出すような味
これを再現するために
先代が10年間守ってきた味と工程を
寝る間も惜しんで、必死になって覚えたのです。

 

ちゃんぽんは煮込み料理

豚骨+鶏ガラ出汁から生まれる
臭みのないオリジナルスープと
7種の具材をぐつぐつ煮込んでいるうちに
麺からの小麦のまろやかな旨味が
染み出して完成する優しい “コシキのちゃんぽん”

今では、お客様からの麺の硬さのご指定には応じず
本来の1番美味しく召し上がっていただける状態以外では
コシキはちゃんぽんを提供しない!
そんなこだわりを持って、日々邁進しています。

これからも先代から引き継いだ秘伝のレシピを守り
精一杯この味を世の中に広めていきたいと思っております。

 

店主  櫻田 真也

 


 

コシキが作る未来

コシキが使う食材は、できるだけ店舗から産地までの距離が近い糸島や八女などの県内産を魚介はできるだけ近海で漁獲された品目を使用しており、地産地消を自然な形で実践しています。



将来は野菜の自家栽培、自社農園設立なども計画しながら、お客様の健康を増進させる食材の調達や食育を学べる場などを提供して、地域社会に貢献してまいります。